インタビュー:Paa

2016月10月21日

2013年にニューヨークを拠点としてスタートしたクラシックなスポーツウェアブランド、Paa。初回のコレクションでは、子ども時代の必須アイテムだったベースボールキャップを質の良いウール素材で作り、大注目を浴びた。10月28日にNeed Supply Co.東京店で行われるpop up storeに先立ち、ニューヨーク在住のデザイナーのピーターとアルに彼らの日常と大好きな音楽についてインタビューをした。

まず、“Paa”というブランド名の由来についてお聞きしたいです。

Paa: “Paa”は、僕たちPeterとAlのふたりでやっているブランドなので“Peter and Al”の頭文字をとってPaaにしました。最初から僕たちは、物づくりに専念することが大切だったので、ブランド名にはあまりこだわらず、わかりやすい名前をつけました。

Paaは、まずキャップのコレクションからスタートしていますよね? 最初に作ったキャップについてお聞かせください。

Paa:そうです。ふたりとも頭部にかぶる物、といいますか帽子が大好きなので、最初のコレクションはベースボールキャップにすることに決めたのです。子ども時代が懐かしくなるようなアイテムですよね? 初期に作った3つの帽子は、メルトンとフランネルというウール素材を用いて昔ながらの6パネルのベースボールキャップを作りました。

インスピレーションの源や毎シーズンの基本的なコンセプトは、特にどういうものから影響を受けているのでしょうか?

Paa:実は、僕たちはシーズンやコレクションのテーマは特に決めていないんです。コンセプト重視ではなくて、物づくりに専念するのが好きなのです。みなさんの解釈にお任せしたいので、決められたコンセプトを提示したり、テーマを固定したりするようなことは避けているのです。

2016春夏からウェアのコレクションが増えましたが、今後の展開はどうなるのでしょう?

Paa:そうですね、ウェアとしての最初のフルコレクションは確かに2016春でしたが、ポケットTシャツは2015春くらいから、そしてモックネックとスペクテータージャケットは2015秋から作っていました。いつも次の展開についてワクワクしますが、同時につねに現実的に考えていかなければなりません。そうは言うものの、何か新しいスタイルを毎シーズンお見せできると思いますので、ご期待ください。

 

ニューヨークのお気に入りの場所を教えてください。

アル:ありすぎて短いリストにするのは無理ですが……最近知ったお気に入りはKalustyan’sというスパイス専門店とTomi Jazzというジャズバー。あと、僕はニューヨークの郊外へ出かけるのも好きなので、ノースフォーク、ハドソンバレー、アディロンダック山地なども行きます。

ピーター:Oriental Gardenで飲茶はおすすめです。あと、ロッカウェイ、リース、ロバート・モージズなど、ニューヨークのビーチならどれも好きですね。お店ならC’H’C’M’。犬と一緒ならスタブサント・スクエアにあるドッグランとか。

 仕事をしていない日や休暇はどのように過ごしていますか?

アル:毎年、妻と一緒に行ったことがない場所へ旅行しています。今年の夏はモロッコ周遊旅行へ行きました。初めてアフリカに行ったんです。

ピーター:休暇を取るときは、ニューヨーク市内で過ごしたり、僕が育った南カリフォルニアに帰ったりします。休みの日には、旅をしたり、映画を観たり、音楽を聴いたり、DJをしたり、愛犬のセオと遊んだりしてます。

 

おふたりは大の音楽好きと聞いています。いつも変わらずに大好きなアーティストを教えてください。

アル:おっと、難しい質問ですね。僕の耳はつねに変化しているから好みも変わっています。最近だとJohnnie Frierson、Vivien Goldman、 Wilson Tanner、Joanna Broukをよく聞いています。

ピーター:本当にタフな質問ですね。僕のフェイバリットをいくつか挙げるとするとJay Dee、Miles, Q-Tip、Madlib、Matthew Halsallなどです。

では、最後の質問です。ピーターさんとアルさんにとってのNeed Supply(必需品)とは何でしょう?

アル:絶対になくてはならないのは眼鏡ですかね。眼鏡をかけないと世の中がぼんやりとしてしまって、どこにも出かけられないですからね。もちろん、眼鏡よりも大切なのは家族と健康ですが。

ピーター:コーヒーと自然です。

 

Paa Pop-Up Store  10月28日~11月5日
Need Supply Co.東京店