お昼寝空間の作り方

2016月6月14日

安らぎとはどこで得られるのか?と考えてみた。そして出た答えは“自宅”。ストレスだらけの毎日と、長い就業時間が重なると、疲れが溜まり過ぎて仕事でミスをしてしまうかもしれない。だからこそ休息をとることは重要だ。職場のデスクで居眠りを堂々とするのは少々ハードルが高いだろう。しかし、昼寝が及ぼす効果は科学的にも実証されている。昼寝は気分を向上させ、集中力、パフォーマンスに好影響を与えるという見解が広がってきている。たった2、30分眠るだけで効果が表れるらしいのだが、この昼寝時間を最大限に効果的にするためには、眠る環境の良さが重要だ。休憩とお昼寝が大好きな私たちは、家の中に昼寝専用のスペースを作りたいと思った。それにはMinima主宰の収納の達人、クリステン・ジーグラーにアドバイスを請うのが一番。

昼寝やリラックスするためのスペースを家の中で確保する場合、大切なのは五感が喜ぶような良い環境づくりをすること。まず初めに、家の中を見回して、不用品や使わないものは処分する。よく考えて本当に置きたいものだけ置くようにする。私はこのやり方で何年もやってきた結果、我が家はいつだってハッピーでリラックスできる空間になった。夜遅くに疲れて帰宅したときなどは特にそう思う。

五感のひとつひとつの感覚を考えながら部屋づくりをするのが重要。もっとも簡単に始められるのは視覚的効果。柔らかくて、ニュートラルな色彩にすると目に優しいので、グレーと温白色が今の私のお気に入り。また、部屋に植物を置くのもリラックス効果があると実証されている。

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部屋の匂いは、普段はあまり気にしていないかもしれない。でも、家に帰宅して家に変な臭いが充満していたら、それはとても嫌な気持ちになるだろう。部屋の香り環境を整えるための商品がたくさん売られているので、そういったものを使うのが手っ取り早い方法だろう。それに、アロマキャンドルやスタイリッシュなお香を使うのもエレガントで私は好き。

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次は味覚。部屋の居心地の良さと味覚はあまり関係ないように思えるかもしれない。しかし、温かい飲み物を飲むことで気持ちが安らかになれる。お茶を飲むのに最適な場所を確保して、お気に入りのマグカップ、それにいつもキッチンに出しっぱなしにしていても絵になるような素敵なデザインのやかんがあれば、なおさら効果的。

柔らかい生地は視覚的にも触感的にもリラックスできる。オーガニックコットンとリネンの混合生地は肌触りもいいし、天然素材なので私は大好き。暖かい季節には、分厚いキルトやブランケットをしまって、薄手で目の粗い織物のスローを使おう。何かに包まって昼寝をするのは、昼寝の醍醐味のひとつだからこそ、夏には夏用の布を使いたい。昼寝の後はブランケットとピローがまるで芸術作品のように配置されているのが、なんとも良い。 もうひとつ。昼寝の際には、ペットと一緒にその時間を過ごすことをおすすめする。もしも、あなたと一緒に寝てくれる可愛らしいペットがいれば、の話だが。愛する動物を撫でると、不思議と心が落ち着くのだ。

私は寝付けないときに海や雨の音を聞くようにしている。まだ寝たくないのだけれど、日常のストレスから解放されたいときはジャズを聴く。暖かい季節には、エアコンを消して家中の窓を全部開け放す。外の音や空気を感じることは、なぜだかとっても心落ち着く。

このような考えかたはどの空間でも適用できる。しかし、リラックスするためだけの専用スペースを自宅に確保する、という贅沢をぜひ皆さんにおすすめしたい。